【開催報告】令和7年度 新潟市こどもの居場所ネットワーク情報交換会
活動事例
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2025年9月21日(日)新潟ユニゾンプラザ 中研修室にて【令和7年度 新潟市こどもの居場所ネットワーク情報交換会】を開催しました。
当日はお天気にも恵まれ、こども食堂運営者やこどもの居場所に興味関心がある方々、31名の参加がありました。
今年は、日本福祉大学 社会福祉学部社会福祉学科 教授 野尻紀恵氏と、新潟県立大学 人間生活学部こども学科 教授 小池由佳氏をお招きしました。
前半は、地域福祉から見たこどもの居場所の役割~みんなちがってみんないい~ をテーマとして、新潟こども食堂・居場所ネットワークにこねっとによる、こども食堂つながりアンケート調査の結果を基に、こども食堂を「こども家庭福祉」と「地域福祉」の視点から、お二人の先生に対談していただきました。
アンケート結果より、こども食堂につながっている理由について、利用者は「助かる」や「食事がしたい」と答えていることに対し、提供者は「自分にできることをやりたい」や「役に立ちたい」と答えており、そのことを野尻先生が「相思相愛だね」とおっしゃっていたことが印象的でした。また、こども食堂はどういう場であってほしいかの問いに対し、「誰もが自由に参加できる場」、「子どもから大人まで安心して過ごせる場」という回答が多く、「歩いて行ける場」や「食の提供がある場」よりも重視されていることがわかりました。このことについてお二人の先生から考察していただき、あらためて参加者のみなさまと、こども食堂は自由であって良いのだと、その自由さが利用者を安心させ、お互いの回復の場になっているのだと、認識することができました。
後半は、参加者同士で感想の共有や意見交換を行い、日々の運営についてお二人の先生よりアドバイスと応援メッセージをいただきました。
~セミナーにご参加いただいた方からのお声をご紹介します~
・こども食堂が地域においてちゃんと役にたっているのだと、自信をもてました。
・いつもと違う地域福祉の視点でこども食堂のあり方を聞けてよかったです。
など、たくさんのご感想をいただきました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
これからもこども食堂をはじめとしたこどもの居場所づくりについて、皆様と一緒に考えていきたいと思っております。引き続き、よろしくお願い申し上げます。
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お問い合わせ・ご相談
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※ボランティアの募集については、各団体へ直接お問い合わせください。
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